たまにはコーヒ―カップを考える

たまにはコーヒ―カップを考える

引き続きコーヒ―カップの話題で行きます

計画的ではなく、あくまで成り行きでやっていますがこういうテーマもタイミングが大事です

今日はテーブルに乗せた象徴的な3タイプのコーヒ―カップの写真をアップしました

左からAタイプ(有田焼 そうた窯)、順に真ん中をBタイプ(スウェーデン ロールストランド社/Rorstrand)、

右をCタイプ(スウェーデン ゲフレ社/Gefle)と仮に呼ぶことにします 

ここではじめにコーヒ―カップを選ぶ際の個人的な見解を述べていきます

1,カップフォルム等のデザイン

2,持った時の重さと容量(同時に生地が厚いか薄いかの選択でもあります)

3,使用時のハンドル部分の持ちやすさ

4,口当たり部分の形状などです 

今回は3と4に視点を当ててお話を進めていきます

まず3についてはABCの通常コーヒ―カップを持ち上げる際に指で支える部分を見ます

カップAに対してBCが小さくて狭いのが良くわかると思います
これは日本人と西欧人のカップハンドルへのアプローチの決定的な違いからくるものと推測されます
日本人は一般的にカップハンドルの穴へ指を通して掛けますが西欧人は親指と人差し指でつまむのです
その起源は詳しく知りませんがやはり指がデカイからでしょうか?(汗…)

みなさんもチョット想像してみてください!

たとえば映画の中でガイジンがカップに指を通しているより、かわいく中指と薬指と小指を立ててコーヒ―を口元に
運んでいるシーンの方がサマになりますよねぇ〜(笑)

ですからここでは「あなたは指を通す派?」「可愛くつまみ派?」(爆)

そして4の口当たりの部分について…
これがけっこう重要です
Aはラッパのように外へと広がっています
Bはチューリップのように微妙に中へと丸みを帯びています
Cは真っすぐ上に立ち上がっています

さて,個人的にはAの形状がベストだと考えています
次点でCを選びますがここで大切なのは厚みです
分厚いものは口元から液体がこぼれやすいので,やや薄めで微妙に内側から外へ傾斜がついていると
こぼさず飲みやすいものです

ちなみにCタイプはそんなコーヒ―カップで口元はシャープです

残るBタイプは内側に丸まっている為にどうしても液体がこぼれやすいです
経験上観賞用として購入する際に良いかと思います

とはいえ,最終的にはコーヒ―は個人が楽しむものでお気に入りのコーヒ―カップで飲むのは格別にウマいものです!

ようやく気温も下がり本格的にホットコーヒーのおいしいシーズンがやってきました

この秋、貴方もお気に入りのコーヒーカップでコーヒーを楽しんでみませんか?