世界屈指の珈琲ハンドミル−4最終回

世界屈指の珈琲ハンドミル−4最終回

最後はおまけ程度です・・

やはり、コーヒーミルは「刃が命」なので前回の投稿で燃え尽きた感は否めません(笑)

世界中の数々のミルを分解掃除する中で、今回紹介している日本製で1970年代に製造されていた「珈琲サイフォン社」の「Fー301」モデルには細部までの心遣いがあるのです

前回の写真で、ミルを回転させるハンドルバーには時計回りに回すための矢印が刻印されています(写真を拡大すると確認できます)

木製のため、滑らないためのゴム製のブーツも四箇所に配置してあり、極めつけは挽いたコーヒー粉を受けるボックスが動かないようにと、そっと忍ばせてあるかのように磁石まで仕込む憎い心遣いがぁ!

いゃぁ〜、初めてこれに気がつた時にはコーヒー愛好家個人として泣けてきましたぁ〜(爆!)

ちなみにこの手法は他社の製品では一切見かけませんでしたが、「珈琲サイフォン社Fー301」モデル以外でも使用されています

結局長くなりましたが、この素晴らしさが伝わりましたか?

最後にこんな素晴らしい製品を作り続ける「珈琲サイフォン社」に敬意を表したいです

河野さん、どうもありがとう!