タンザニア「ブラックバーン」入荷!

タンザニア「ブラックバーン」入荷!

久しぶりのアフリカが入荷しました

このところというか、ここ数年南米エリアの
優れたコーヒ―生産地の開拓やコロンビア南部エリアの
マイクロロット高品質コーヒーの発掘などが続き
すっかりご無沙汰感が否めないアフリカと言った感じでした

ところがどっこい!今年のブラックバーンは良いです!
今日はグリーンビーンズ(生豆)の配達があったのですが
一番待ち遠しかったのがタンザニア!
でも,結局最後に届き即ローストした訳ですが
これが結構いいじゃないですかぁ!

いや〜ぁ!事前情報はゲットしていたんですが
やっぱり実際にローストしてカップをチェック して
ローストのポイントが決まり、ようやく一段落って感じなんですよ
やっぱ来るまでは心配なんですよねぇ

タンザニアは慢性的な旱魃に見舞われ続けている生産地で
品質の安定が難しい生産地でもあります

 そんな中タンザニア北部カラツ地区オルディアーニに位置する
ブラックバーン農園の品質は同じ北部のコーヒ―の中でも
力強い酸味とボディ感が他のコーヒ―を圧倒するほど群を抜いています!

タンザニアの殆どは柔らかなミディアムボディの深いローストには
耐える事は出来ない軟弱なコーヒ―が多いと認識しています

いまから、6年ほど前になりますが当時現地の
コーヒ―ビジネスの 中心地モシ地区で大規模なドライミルを
所有するエクスポーターのカッピングルームで
10種類ほどカッピングした時の状況から
さほど変化は無いと推察しています

それほど現実的にはタンザニアという産地は難しいのですが
日本では「キリマン」の愛称で認知度も高く
おいしいキリマンジャロを!と言う声も多く
販売店としては悩ましいコーヒ―と言えるでしょう

でも,ご安心ください!今年のブラックバーンは素晴らしい出来です!
カカオやスパイス、熟した果実のような甘い香りと
明確なボディ感とクリーンで甘いアフターテイストが心地よいです

今年はシティローストと久しぶりにフレンチと両方行けます!
なんだかこっちもワクワクする楽しいコーヒ―と言えそうですよ

この週末ぜひ!タンザニアコーヒーをお試しください!

シティ、フレンチ共に200g/¥1200 (税抜価格)

上写真は農園主のミハエル・ゲルケン氏と
2008 年ブラックバーン農園標高1800m付近にて

下写真はモシのエクスポーター内カッピングルームにて