エルサルバドルのパッカマラ!

エルサルバドルのパッカマラ!

10月に入り今年も残す所あと二ヶ月
気温も下がり気持ちの良い秋です

今週末から二年振りにエルサルバドルを販売します
サンタ・アナ地区アパネカ・イラマテペック山地の
標高1500m~1700mのとても冷涼な高地にあるので
あまりの寒さと辺境な土地柄に
シベリア農園と名付けましたそうな…

因みに下写真がアパネカ・イラマテペック山
麓の街から見上げた、現地で通称「おっぱい山」(笑)

パッカマラについては今月号のピュアテイストにも
書きましたが、もう読んだよ!と文句は言わないでください!

1980年代にISIC(エルサルバドル国立コーヒー研究所)が
パーカス種とマラゴジッペ種の人工交配種として世に送り出しました
当時、高品質にも関わらず樹高が高く生産性の悪いマラゴジッペ種は
生産地域が減少していました
方や、エルサルバドルで発見されたパーカス種は品質も安定していて
矮性種、多収量性があり優れた品種だったのです

ISICの研究者達はこの2つの異なる品種の良い所に
目を付けて 研究に着手しました
カップクオリティの高いマラゴジッペ種と
矮性で作業性の良い パーカス種を交配させる事により
大粒で高品質なコーヒーを安定して造る事を
20年以上の長い月日をかけて実現させたのです!

しかし,悲しいかな!当時はあまり注目される事もなく
時は過ぎて行くのでした …
そして2000年以降のスペシャルティコーヒームーブメントの中で
ようやく 日の目を見る事となった訳です(涙…)

そんな長い年月を超えて、その品質の良さから
注目を浴びるまで知名度の上がったパッカマラ種
今年はシベリア農園の厳しい環境のもと育てられた
素晴らしいおいしさのコーヒーをご案内させていただきます!

10月4日からシティローストのみ 200g/¥1360(税抜)で販売します

上写真は乾燥テーブルの前で農園主のラファエル氏
次回はシベリア農園のご紹介を…

つづく