コロンビア「タマ・マウンテン」

コロンビア「タマ・マウンテン」

9月になり暑さが少し戻りました
それでも今年は秋へと進むスピードは
幾分早いようです

今月の新しいコーヒーのご案内です

ここ数年多くのコロンビアコーヒーを
販売してきましたが、その多くは中西部、
南部のエリアのコーヒーが殆どです 

今回販売する「タマ・マウンテン」は
北部のサンタンデール県の小農家が
在来品種ティピカ種を中心に栽培している
コロンビア国内でも貴重な産地なんです
ティピカは穏やかな良質な酸味とコクの
バランスが良くコーヒーの基本的な香味を
味わうことができる在来品種です
世界的にもコロンビアマイルドといわれ
マイルドコーヒーの代名詞として
その骨格となってきたのがティピカ種です
しかし、病害虫に弱く生産性に難点があるため
世界的に栽培地域は減少の一途を辿っています

コロンビアはこのティピカ種が在来品種であり
 1700年代カリブ海マルティニーク島を経由して
コロンビアに伝播してきたと言われています
北部サンタンデール県には1800年ころから
コーヒー栽培がはじめられたようです 
世界的にコーヒー栽培の歴史は
病害虫との戦いと言っても過言ではありません
コロンビアではFNC(コロンビアコーヒー生産者連合) や
研究機関によって日夜、病害虫から守り生産性を
向上すべく品種改良の開発に明け暮れています
(この点に関しては以前コロンビアコーヒーの特集で
詳しく記載していますので,興味のある方はご一読ください
ちょうど昨年の9月内にアップしてある記事です )

まずはシティローストから
マイルドで酸味とコクのバランスの良い
どなたでも飲みやすいコーヒーです
この機会に伝統的なコロンビアコーヒーを
ぜひ体験してみてください!

200g/¥1350(税込)

下写真はタマ・マウンテンの麓のトレド村
コロンビアではお気に入りの一枚です