コスタリカ「タラスの秘境から」−3

コスタリカ「タラスの秘境から」−3

ちょっと間が空いてしまいましたが
おかげ様でコスタリカの新豆は好評です!
今ならお買い上げ頂くと店頭で試飲のサービス中!
もう、ここをお読みの方で体験された方も多いともいます

ご自宅でも楽しんでいただいているでしょうか?

さて,前回からの続きです
1890年代にコーヒーの輸出が既に
80%占めていた状況までお伝えしました
そしてここからが今回販売しているコーヒーとの
関連する本題と入っていきます

コスタリカはスペイン統治下時代から
中小規模の土地所有を認める政策を取り続けて来ました 
この政策が原因で、他の中米諸国のように
大プランテーションが発達しませんでした

ここからは個人的な見解ですが
この後コスタリカはコーヒーとバナナを
主な輸出産業と戦いを繰り返し
1949年には 軍隊を放棄し
その後民主主義国家として発展してきました

そんな中、コーヒー生産の現場では
小中規模生産者はコーヒーチェリーを
農協に持ち込み買い取られてきました
先述した通り国内での大規模農園は
非常に少ないのがコスタリカの特徴です

今回販売している「サンタテレサ」「エル・アルト」は
優良産地タラス地区に所属しますが
もう少し詳細にするとタラス市の
サンマルコスとサンタマリア地区となり
近隣ですが大きな谷間を境に位置します

2000年以前、これらのコーヒーは
「コスタリカ・ドータ タラス」という呼称で
親しまれていたのです…
つづく

10月3日から絶賛販売中です
「エル・アルト」シティ200g/¥1782(税込)   

下写真は今は宅地化されてしまったセントラルバレー地区の
150年つづいた「ラ・ラグーナ農園」数少ない大規模農園でした
コスタリカの都市部の農園はここ数年宅地化が進んでいるようです