ケニアもろもろー2

ケニアもろもろー2

前回は日本で「ブルマン」のセールスプロモーション
大成功の背景をお伝えしました

「ブルマン」の成功にあやかり
二匹目のドジョウを狙ったのが
アフリカ・タンザニアの「キリマン」!
今でも団塊の世代から上の方には
とてもなじみ深く生産国のタンザニアは
知らないけど「キリマン」は良くご存知で
「酸味のある酸っぱいコーヒーだよね 」って
みなさんよくおっしゃいます(笑)
ここでようやく本題のケニアコーヒーとの
関連性が生まれてくるのです
前回ブルマンの 時にも触れましたが
当時の喫茶店では全体的に中炒程度の
浅めの焙煎度合いが主流でした
ここからはボクの個人的な推測ですが
ケニアコーヒーはタンザニアに比べて
酸味は力強く個性的です
反対にタンザニアも良質な酸味を内包していますが
ケニアと比べるとマイルドです
ネーミングや酸味の特徴などを考慮すると
ケニアよりタンザニアの方が
販売しやすかったのではないでしょうか?
この様な理由でケニアコーヒーは2000年以前は
日本国内ではあまり知られていない
存在だったと推測できます

近年、古いヨーロッパのコーヒー専門書を手に入れました
1990年に出版されたモノですがアフリカエリアでは
ケニアは非常に高い評価が与えられています
出版される数年前からデータは収集されるはずですから
以前から,ヨーロッパのコーヒーマーケットでは
ケニアは品質の高い生産国として認知されていたのでしょう
つづく…

只今、ケニア「キウニュAA」シティロースト
200g/¥1922(税込)好評販売中です! 

写真上は2007年タンザニアからケニアへ
人生初の陸路での国境越えです
民族衣装を着ているのはお土産を売る
マサイ族の人々です