ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園」ナチュラル

ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園」ナチュラル

さて南米コーヒーの第一弾は昨年の夏収穫を終えたばかりのブラジル中部ミナスジェライス州セラード高原から届いたシーマ農園のブルボン種ナチュラルを販売します。

このロットは2012-2013クロップの第一弾!
農園主のグラウシオ・ジョゼ・デ・カストロ氏とはもう12年の付き合いとなり、我々仕入れグループのパートナー農園の先駆けでした。
7年前には我々の為にブルボン種の栽培をはじめてくれて、ナチュラル精製もそのリクエストに応えてくれたアイテムです。
今年も素晴らしい出来で華やかな香りとチョコレートを思わせる甘味と柔らかなコクがたのしめます!

シティロースト 200g/¥1260

そして広大なブラジルの中でも彼らの生産地セラード高原は日本と密接な関わりがあるのをご存知でしょうか?
「1979年に日本とブラジルの間でセラード農業開発協力事業という共同プロジェクトが発足しました。この時期,日本では第一次オイルショックなどをきっかけに資源の安定確保が国の重要外交課題となっていました。
この様な時代背景があり、当時の大物政治家田中角栄氏が農業開発協力事業を推進しました。2001年の終了まで3期に分けて実施されJICAを通じて多数の農業専門家の派遣や農家の入植により、21年間でナント約600億円!の資金が投じられプロジェクトが遂行されました。
熱帯の面積約2億ヘクタール(日本の約5倍)の灌木林地帯で、酸性の赤土に覆われ耕作には不適とされて来た土壌の改良による穀物栽培の開拓が行われ、今ではトウモロコシや大豆、コーヒーの輸出大国として成功を収めている訳です。」
そんなブラジルセラード地区からやってきたシーマ農園をぜひ飲んでみてくださいね!